2011年02月07日

立春大吉祭

ラインナップ

春の気が立ち始める2月4日立春の日に、恒例の「立春大吉祭」を開催しました。新しい1年のサイクルの始まりに幸福を願うこの日、飲むべきお酒といえば、立春の朝に搾りあがったばかりの穢れのない新酒〈立春朝搾り〉です。今年、〈立春朝搾り〉は全国各地38蔵元で展開されましたが、本来、それぞれのお酒は蔵元近郊の特定地域でしか買えない限定酒。岡永倶楽部では各地の蔵に派遣される日本名門酒会本部スタッフのコネクションを活かし、6種類の立春朝搾りを手配しました。もちろん私こと村越も蔵元からお酒を持ち帰ってまいりました。

豆撒きをして鬼を祓う節分の日が終わった午前0時からお酒を搾り始め、その日の朝に搾りあがったお酒をその日のうちにお楽しみいただけるお酒が「立春朝搾り」です。酒屋さんが蔵元に自ら赴きラベルを貼るなど出荷のお手伝いをするため、蔵元近郊でしか買えない地域限定酒でもあります。しぼりたてですので、少々荒さはありますが、溌剌としてフレッシュ。フルーティで透明感と爽やかな甘やかさがあり、口当たりがよいためお酒がすすみがちですが、アルコール度数の高い原酒であるため、ペース配分と途中でお水を口にすることを忘れずにお楽しみいただけるとよろしいかと思います。
「立春朝搾り」について詳しくはこちら

お酒開華『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』(栃木県・佐野市)

開華『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』 

〈立春朝搾り〉はこの栃木県佐野市の開華からスタートしました。立春なので「おめでとうございます」の言葉で乾杯を。最初の一口で皆様の笑顔が会場いっぱいに広がり、一気に春が来たようでした。

お酒若戎『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』(三重県・伊賀市)

若戎『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』

続いてのお酒は三重県伊賀市から若戎の立春朝搾り。良質な酒米からキレイな酒を造る蔵元さんです。じつはこのお酒を蔵から持ち帰ってきたのは〈立春朝搾り〉の仕掛け人でもある日本名門酒会本部長。当日の蔵の様子は蔵元サイト内のお知らせにも掲載されています。

料理前菜盛り合わせ

前菜盛り合わせ

春を迎えるお酒をさまざまな味覚とお楽しみいただこうと、早春らしい味を織り込んだ前菜を盛り合わせました。それぞれの料理との相性や味の変化を確かめながらお楽しみいただけたかと思います。

  • バッケ味噌と酒粕のキッシュ(左上)
    バッケ味噌(フキノトウ味噌)と酒粕を使った、早春の味をバターたっぷりのキッシュに仕立てた一品。
  • つぼみ菜と北海タコのマリネ(右上)
    つぼみ菜とはからし菜の変種で、甘味の中に感じるぴりっとした辛味が魅力の野菜。これを北海タコと合わせてマリネに。
  • 菜の花と桜海老のおひたし(右下)
    桜色と緑の色彩のコントラストも春らしい一品。
  • 揚げ新じゃがアンチョビ添え(左下)
    カラリと揚げた新じゃがの優しい甘さにアンチョビの旨味と塩味を添えました。
  • こごみの胡麻和え(中央)
    春の香りたっぷりの山菜こごみの胡麻和えです。

お酒千代寿『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』(山形県・寒河江市)

千代寿『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』

私こと村越が持ち帰りましたのが、こちらのお酒。千代寿の立春朝搾りです。さくらんぼで有名な山形県寒河江市はさすがに雪が深く、持ち帰るときに滑って酒瓶を割りはしないかと内心ひやひやでしたが、皆様の美味しいの笑顔を思い浮かべて無事お届けすることができました。

料理メジマグロの焼霜造り

メジマグロの焼霜造り

本マグロの若魚メジマグロを、皮をつけたまま炙って焼霜造りに。芳ばしい香りや皮目の甘い脂が甘やかさを持つ新酒とよく合います。

料理芽キャベツの蛸真丈包み揚げ

芽キャベツの蛸真丈包み揚げ

春らしい芽キャベツを、タコ真丈で包み揚げた一品。新酒のかすかな苦味が油をすっきり切ってくれるため、揚げ物とは良い相性です。

お酒蓬莱泉『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』(愛知県・設楽町)

蓬莱泉『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』

愛知県奥三河の秘境・設楽で造られている蓬莱泉の立春朝搾りは、日本名門酒会本部の企画部長が届けてくれました。立春当日の蔵の様子は蓬莱泉blogにも綴られています。

料理大山鶏の西京焼き

大山鶏の西京焼き

鼻をくすぐる芳しい香りも食欲をそそる大山鶏の西京焼きです。

お酒鳴門鯛『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』(徳島県・徳島市)

鳴門鯛『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』

四国の玄関口、徳島県鳴門市にある鳴門鯛の立春朝搾り。辛口の良いお酒を造る蔵元で、銘柄ロゴに入った鯛のマークも、立春のめでたさを引き立ててくれています。当日の蔵の様子はtwitterの本家松浦酒造アカウントで逐次ツイートされていらっしゃいました。

料理千寿葱とメジマグロのねぎま汁

千寿葱とメジマグロのねぎま汁

千住には江戸時代から続く葱しか扱わない葱市場があり、各産地から届く最高級の葱から、葱商の目利き達が色・形・甘味などを吟味して選び抜いたのが「千住葱」です。「千寿葱」は葱商の一つ「葱茂」が自信を持って選定した千住葱ブランド。名前もめでたく、とびきり甘く煮崩れず、口中でとろけるこの葱の美味しさを、シンプルにねぎま汁でお召し上がりいただきました。

お酒新政『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』(秋田県・秋田市)

新政『立春朝搾り 純米吟醸生原酒』

毎年、大雪に見舞われませんように、とお酒の到着にハラハラする新政の立春朝搾り、今年はスムースに到着しました。ここ数年、目覚ましい勢いでクオリティがあがっている蔵の、スマートな味で最後を締めくくっていただきました。

料理バクライ

バクライ

莫久来(バクライ)とはホヤとコノワタの塩辛。宮城県の十字屋さん作のクセのない美味しさは、酒のアテにぴったり。

料理五島うどん

五島うどん

〆には喉ごしのよい長崎県五島列島でつくられている五島うどんを、アゴ出汁のつゆでお召し上がりいただきました。

会の最後に、日本名門酒会本部長・飯田からご挨拶を申し上げました。「〈立春朝搾り〉は、立春という特別な良き日にふさわしく、お酒を造る人・届ける人・飲む人、〈立春朝搾り〉に関わるすべての人の無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願して、近隣神社の神主さんからのお祓いも受けた縁起物のお酒です。日本酒を愛してくださる皆様の幸せな笑顔を思い描きながら、私たちは立春の日を過ごします。この佳き日に皆様とともに〈立春朝搾り〉を楽しめましたことを御礼申し上げるとともに、皆様のこの一年の幸せを心からお祈り申し上げます」。

日本名門酒会では今年、twitterを利用し、現場の声をお届けしようと試みました。日本酒天国アカウント上で蔵元での作業進行状況をスタッフコメントとして流し、また〈立春朝搾り〉に関する様々な感想は#riasaのハッシュタグで見られるようになっています。これ以外にもweb上で「立春朝搾り」を検索してみても、いろいろな楽しみ方を見ることができて面白いかと思います。

皆様の笑顔とともにこの立春の日を祝えましたことを、感謝申し上げます。

posted by 店長村越 at 15:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | イベントのご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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立春の会@岡永倶楽部
Excerpt: 今年も行ってまいりました、岡永倶楽部の立春の会。立春の朝に絞ったお酒をその日のうちに飲む!という、福を呼ぶイベント。 開華(栃木県・佐野市) 若戎(三重県・伊賀市) 千代壽(山形県・寒河江市) 蓬..
Weblog: 千鳥屋本舗
Tracked: 2011-02-09 20:17
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