2011年07月12日

七夕 酒祭り

米鶴『初呑み切り ささのはさらさら』純米吟醸生詰開華『開夏 厳選涼酒』純米吟醸生詰若竹『七夕酒 ささのはさらさら』純米吟醸生詰春鶯囀『夜空の恋音』純米原酒生詰若戎『義左衛門 厳選 初呑み切り』純米吟醸生詰酒呑童子『天のかけはし 初呑み切り』純米吟醸生詰五橋『初呑み切り』純米原酒生詰

都内では星空の見えないあいにくの曇り空となってしまいましたが、7月7日の「七夕酒祭り」にお越しいただいた皆様にはありがとうございました。今回のイベントでお楽しみいただいたお酒は七夕ならではのスペシャルなお酒「ささのはさらさら 初呑み切り」。初夏の酒蔵で行われる重要行事「初呑み切り」に参加した酒販店などお酒のプロが、七夕頃に飲み頃を迎えるであろうタンクのお酒を厳選し、七夕頃に発売される限定酒です。7月7日にちなんで7銘柄を揃えましたが、たまたまながら7蔵元中5蔵元が金賞を受賞しているという素晴らしいラインナップに。貴重な飲み比べをお楽しみいただけたかと思います。
新暦7月7日の七夕の日は、子供のいない家庭では「あ、今日は七夕か」と言われて気づく程度で特別な準備もしないことが多いかと思います。しかしちょっと特別なお酒を飲めるとなれば、待ち遠しく楽しいイベントに一変。皆様も、七夕ならではの特別なお酒で、この日を楽しんでみてはいかがでしょうか。

お酒米鶴『初呑み切り ささのはさらさら』純米吟醸生詰(山形県・高畠町)

米鶴『初呑み切り ささのはさらさら』純米吟醸・生詰 

七夕に美味しいお酒が飲めることを感謝して、まずはこのお酒で乾杯。山形の置賜地方で造られる、地元産《出羽ノ里》を60%まで磨いた純米吟醸生詰です。若い南国フルーツのような香りが穏やかに広がり、アルコールの高さをまったく感じさせないやわらかな飲み口が魅力的。苦味のアクセントも心地よいすばらしいバランスと熟成具合の一本。

精米歩合/60%、アルコール度数/17度台
杜氏/須貝智


料理トマトと冬瓜のマリネ

トマトと冬瓜のマリネ

トマトと冬瓜、体熱を冷ましてくれる夏野菜の和風マリネです。じゅんさいのちゅるんとした食感も楽しい涼しい味わい。

お酒開華『開夏 厳選涼酒』純米吟醸生詰(栃木県・佐野市)

開華『開夏 厳選涼酒』純米吟醸生詰 

名水に恵まれた栃木県佐野市の穀倉地帯にある開華蔵元の、夏を開くと書いて「開夏」と名付けられたこの純米吟醸生詰は、本格的な夏のスタートを祝うのにふさわしい一本。さり気なく華のある香りで、しなやかな口当たりながら、若々しさを残したフレッシュさもある爽やかな一本。

精米歩合/53%、アルコール度数/17度台
杜氏/二ノ宮俊一


料理イモフライ(佐野のマドロスソースで)

イモフライ(佐野のマドロスソースで)

開華のお酒に合わせてこの一品。佐野といえば佐野ラーメンの他にも名物があり、地元で愛食されているのが、蒸したジャガイモに衣を付けて揚げたイモフライ。タマネギの甘味が嬉しい佐野の地ソース・マドロスソースでお召し上がりいただきました。

お酒若竹『七夕酒 ささのはさらさら』純米吟醸生詰(静岡県・島田市)

若竹『七夕酒 ささのはさらさら』純米吟醸生詰 

大井川の宿場町として栄えた静岡県島田市にある若竹蔵元の、笹の葉ずれの音さえ聞こえて来そうな清々しい純米吟醸生詰。青いバナナのような香りもかすかに、飲み口は柔らかく、ふくよかな旨味がふくらみながら、最後はシャープに切れます。

精米歩合/55%、アルコール度数/17度台
杜氏/菅原銀一


料理ゴーヤと万願寺唐辛子のキッシュ

ゴーヤと万願寺唐辛子のキッシュ

ゴーヤと万願寺唐辛子の心地よいホロ苦さがアクセントとなった、夏の食欲を増してくれる大人味のキッシュ。夏野菜のホロ苦さは吟醸系のお酒ともよく合います。

お酒春鶯囀『夜空の恋音』純米原酒生詰(山梨県・富士川町)

春鶯囀『夜空の恋音』純米原酒生詰 

南アルプスの麓・山梨県富士川町にある春鶯囀蔵元から、牽牛と織女の逢瀬の夜にぴったりの「夜空の恋音」というロマンティックなネーミングの純米原酒生詰を。落ち着いた熟成感があり、ややソリッドな口当たりの中に豊かな旨みが広がり、いろんな料理と合わせて楽しんでみたい一本。

精米歩合/63%、アルコール度数/17度台
杜氏/田中浩


料理カンパチのお刺身

カンパチのお刺身

夏に旬、歯触り良く旨味たっぷりのカンパチのお刺身。

お酒若戎『義左衛門 厳選 初呑み切り』純米吟醸生詰(三重県・伊賀市)

若戎『義左衛門 厳選 初呑み切り』純米吟醸生詰 

三重県伊賀市の青山高原の澄んだ空気と水で育まれた若戎蔵元の純米吟醸生詰は、アルコール度数18度と今回最も高かった一本。いかにも吟醸酒らしいキメ細やかなエレガントな香り、甘やかさと柔らかさの中にしっかりした酸があり、料理を引き立てます。

精米歩合:60%、アルコール度数:18度台
製造課長:溝畑利行


料理穴子の白煮

穴子の白煮

あっさりとした出汁で穴子を柔らかく炊きあげ、優しい甘さの醤油ダレをかけた穴子の白煮。香りの強い飛騨の山椒が吟醸の爽やかさを引き立たせます。

お酒酒呑童子『天のかけはし 初呑み切り』純米吟醸生詰(京都府・宮津市)

酒呑童子『天のかけはし 初呑み切り』純米吟醸生詰 

京都丹後の天橋立の近く、眼前の日本海と背後の大江山連峰由良ケ岳に挟まれた風光明媚な地にある酒呑童子蔵元の、地元で契約栽培した山田錦を使った極上の純米吟醸生詰。こちらの蔵の「初呑み切り」には私こと村越も参加し、お酒を選出する一票を投じてきました。ナシ系の香りがフレッシュで爽やか、キメ細やかでジューシーな味わいを、かすかな苦味がいい具合に締めてくれます。

精米歩合/60%、アルコール度数/17度台
杜氏/須川陽司

料理香味豚しゃぶ巻き

香味豚しゃぶ巻き

茗荷と葱をさっと湯通しした豚肉で巻き、ゴマだれを掛け回しました。豚とゴマだれのコクと香味野菜のさっぱり感が、やさしい味のお酒を引き立てます。

お酒五橋『初呑み切り』純米原酒生詰(京都府・宮津市)

五橋『初呑み切り』純米原酒生詰 

近年ますます存在感を増している五橋蔵元の純米原酒生詰。天の川に橋を渡すのはカササギですが、岩国市にある蔵の近くには清流錦川の両岸を結ぶ優美な錦帯橋があります。その錦川の伏流水(軟水)を用いて醸されたお酒は、繊細でキメ細やかな香り漂い、雑味のない甘味と酸味、苦味のバランスが非常に良い形で整った、美しい味わい。

精米歩合/60%、アルコール度数/17度台
杜氏/仲間史彦


料理へしこ鯖の粕漬け

へしこ鯖の粕漬け

ハクレイ酒造で覚えた味覚のお土産です。若狭伝統の魚の糠漬け・へしこ鯖を、さらに粕漬けにした一品。粕でつけることで塩味が柔らかくなり、たまらない香りが鼻腔をくすぐりお酒をすすませてくれます。

料理丹後バラ寿司(宮津風)

丹後バラ寿司(宮津風)

こちらもハクレイ酒造で覚えた味。京都丹後地方に伝わるサバのそぼろを使ったバラ寿司を再現してみました。今回は贅沢に田村長のサバ缶を使用。錦糸卵や蒲鉾、絹さやえんどう、椎茸などが合わさった、滋味深い味わいのお寿司。アオサの澄まし汁とともにお召し上がりいただきました。日本各地には美味しい味覚がたくさんありますね。

こうしたイベントでは初対面の方と隣り合うことも多いと思いますが、そこにお酒があれば緊張もほぐれ、しばらくすると和やかな談笑が広がっていきます。牽牛と織女をつなぐのはカササギの橋ですが、日本酒は人と人とを繋ぐ架け橋となってくれると思います。七夕限定酒「ささのはさらさら 初呑み切り」は、「立春朝搾り」と同じく、蔵元・酒販店・日本酒を愛する皆様の特別な繋がりの中から生まれるお酒ですが、縁を繋ぐという意味でも、このお酒とともに楽しむ七夕は意義深いものであったと思います。改めて、七夕の日を皆様とともに過ごせたご縁に感謝申し上げます。

さて、8月には全国新酒鑑評会の金賞受賞酒を楽しむ会を企画しております。イベント詳細は岡永倶楽部会員の皆様に追ってお知らせしますので、お楽しみにお待ちください。

posted by 店長村越 at 15:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントのご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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