2011年09月26日

秋のひやおろしを楽しむ会

一ノ蔵『特別純米 ひやおろし』 浦霞『特別純米 ひやおろし』 大山『特別純米 ひやおろし』 司牡丹『船中八策 ひやおろし 純米原酒』 若戎『義左衛門”厳選”純米吟醸原酒 ひやおろし』 新政『六號 純米吟醸 ひやおろし』

台風が首都圏を直撃した9月21日、「秋のひやおろしを楽しむ会」を開催いたしました。街路樹がなぎ倒され、一部で停電、すべての路線で電車がストップするなど大荒れ模様となったこの日、吹き付ける暴風雨にも関わらず、お集まりいただいたお酒を愛する猛者の皆様に心より御礼申し上げます。この日は日本名門酒会の〈ひやおろし〉ラインナップの中から、毎年、人気が高くあっという間に蔵元の在庫すらなくなる品も含めた6銘柄を、秋らしいお料理とともにお楽しみいただきました。幸いにして会が終わった頃には、雨雲も去り交通もほぼ回復。お酒とともに嵐まで飲み干していただいたようです。

今年の〈ひやおろし〉のポイント

熟成度合い:今年の〈ひやおろし〉は全般的に、お酒そのものもさることながら熟成が美味しさを支配し、〈ひやおろし〉らしさがよく出ています。

雑味が少ない:酒造りの優れた技術を感じさせるクリアな味わいが魅力です。雑味が少ないため、〈ひやおろし〉ならではの熟成由来の旨味を素直に楽しめ、料理と合わせても素材そのものの個性を活かし、なおかつ双方の旨味が増幅しあう様を楽しめます。

さらなる熟成が楽しみ:今年の〈ひやおろし〉は造りの良さが感じられるものが多いため、今後、味のバランスを崩すことなく、熟成を深めていくと思われます。秋物の上着を羽織る今頃の「夏越し酒ひやおろし」、冬物の上着を着る10月頃の「秋だし一番酒」、コートを羽織る11月頃の「晩秋旨酒ひやおろし」、と寒くなるにつれて深まりいく味わいの変化を、ぜひご堪能ください。

お酒一ノ蔵『特別純米 ひやおろし』(宮城県・大崎市)

一ノ蔵『特別純米 ひやおろし』 

震災で大きな被害を受けた一ノ蔵の、貴重な〈ひやおろし〉でまずは乾杯。このイベントのために確保しておきましたが、一ノ蔵らしいバランスの良い仕上がりをお楽しみいただけたかと思います。

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料理素麺南瓜とクリームチーズのサラダ仕立て

素麺南瓜とクリームチーズのサラダ仕立て

茹でると果肉が素麺状にほぐれる素麺カボチャを、クリームチーズで和えたミニ・サラダ。素麺南瓜の甘味と食感、隠し味に白味噌を加えたクリームチーズのこってりしたコクは、お酒のつまみにも最適。

お酒浦霞『特別純米 ひやおろし』(宮城県・塩釜市)

浦霞『特別純米 ひやおろし』 

綺麗に仕上がった浦霞の純米酒が、ひと夏の熟成を経て〈ひやおろし〉に。熟成による奥行きのあるまろやかな味わいは、まさに教科書通りのパーフェクトな味わい。

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料理鮭ハラスのオイル漬け

鮭ハラスのオイル漬け

鮭のハラスを焼いて、オイル漬けにした一品。ハラスの脂の乗った旨味とオイルで馴染んだ適度な塩味、皮の芳ばしさがお酒をすすませます。

お酒大山『特別純米 ひやおろし』(山形県・鶴岡市)

大山『特別純米 ひやおろし』 

例年、スッキリとした味わいを楽しませてくれる大山が、《出羽の里》という山形ならではの酒米を使って、さらに進化しました。秋いっぱい熟成が深まっていくのも楽しみな〈ひやおろし〉です。

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料理里芋の唐揚げ ままけは添え

里芋の唐揚げ ままけは添え

9月といえば月の美しい季節です。十五夜は過ぎてしまいましたが、芋名月の名にちなんで里芋の唐揚げを。こうじで作った甘酒に青唐辛子を漬け込んだ山形の郷土の味「ままけは」の、ピリリとした辛さとともにお召し上がりいただきました。

お酒司牡丹『船中八策 ひやおろし 純米原酒』(高知県・佐川町)

司牡丹『船中八策 ひやおろし 純米原酒』 

司牡丹らしい、辛口の〈ひやおろし〉。きめ細やかな味わいとメリハリあるキレが、ひと夏の熟成を経て迫力を増した感じに仕上がっています。

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料理戻りカツオの刺身(気仙沼産)

戻りカツオの刺身(気仙沼産)

台風のせいで海が荒れ、最後までどうなることかと気を揉みましたが、すばらしい戻りカツオを入手できましたので、お刺身で。適度な脂分としっかりした身をお酒と合わせると、戻りカツオの香味は鮮烈さを増し、お酒もまろやかさを増します。

料理秋刀魚の有馬煮

秋刀魚の有馬煮

北海道産の丸々とした秋刀魚を、実山椒とたっぷりの日本酒を使って炊いた、岡永倶楽部自慢の有馬煮です。骨も一緒に丸ごとどうぞ。〈ひやおろし〉と合わせると双方とも素晴らしい深みを発揮し、秋らしさを満喫できます。

お酒若戎『義左衛門”厳選”純米吟醸原酒 ひやおろし』(三重県・伊賀市)

若戎『義左衛門 ”厳選”純米吟醸原酒 ひやおろし』 

「十五夜ご祈願月見酒」として特別に出される若戎の〈ひやおろし〉。日本名門酒会加盟の有志酒販店さんが蔵元に赴き厳選したタンクの〈ひやおろし〉で、基本的にその加盟店でしか買えません。アルコール度数が18度以上もある原酒ですが、それを感じさせないとてもきれいな飲み口が魅力。

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料理大山鶏のクリームグラタン ガーリックトースト添え

大山鶏のクリームグラタン ガーリックトースト添え

大山麓で育つ大山鶏のクリームグラタンです。シャモ出汁とバターの効いた、濃厚で香り高いクリームソースは、力強い原酒と合わせてぴったりの味わい。

お酒新政『六號 純米吟醸 ひやおろし』(秋田県・秋田市)

新政『六號 純米吟醸 ひやおろし』

ここ数年、酒造りの進化が著しい新政の〈ひやおろし〉。今年も発売と同時に蔵の在庫がすべて売り切れとなり、今回、入手がもっとも困難だった〈ひやおろし〉です。

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料理山雲丹豆腐

山雲丹豆腐

ゆっくりお酒をお楽しみいただくための一品として、熊本県人吉名産の豆腐の味噌漬けを。濃厚な豆乳で作った豆腐を味噌でつけたコクのある味わいは、「雲丹のようだ」と「山雲丹」の名前がついています。

料理五島うどん

五島うどん

〆の一品は日本三大うどんの一つ、長崎県の五島うどんを。遣唐使の時代に大陸から麺文化が伝わった等々、歴史ロマンの溢れる伝承に彩られた五島のうどんを、アゴ(とびうお)の出汁でとったツユでお召し上がりいただきました。

ありえないほどの悪天候の中、お集まりいただいた皆様には、ほんとうにありがとうございました。改めて御礼申し上げます。また、今回、生憎の台風でおこしいただけなかった方も多くいらっしゃいますので、次回、10月には「ひやおろしを楽しむ会」第2弾を開催します。10月頃に最も美味しくなるだろうと、私こと村越がチェックした〈ひやおろし〉を揃えます。さらに熟成をすすめた〈ひやおろし〉の見事な変貌ぶりに、ぜひご期待ください。

posted by 店長村越 at 14:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントのご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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